フフフブログ

ただの映画ファンの音楽素材ブログ。

さいきんあんまし曲作ってねーな

実はタランティーノ映画はそこまで好きになれないのですがおもしろいと思いました。
多分それも人気があり過ぎるから、みたいな理由かもしれません・・・。

という訳で先入観あり過ぎかもしれませんがとても楽しめました。

3時間近くありましたが続けて観るのも辛くありませんでした。順序立ててストーリーが進行し、エピソードのまとまりが区切られているような感覚があるのでリセットして観る事ができたからだと思います。

現代版の西部劇だけどどう料理してもタランティーノになるシンプルに楽しい映画でした!

あらすじ(wikipedia)

ディープサウス。解放奴隷のジャンゴ(ジェイミー・フォックス)がドイツ系賞金稼ぎのドクター・キング・シュルツ(クリストフ・ヴァルツ)と共に、サディスティックでフランスかぶれの農場主カルヴィン・キャンディ(レオナルド・ディカプリオ)に立ち向かい、奪われた妻のブルームヒルダ(ケリー・ワシントン)を救おうとする。

音楽はソウルミュージックやBGMが印象的ですが要所で流れるだけで通常シーンではほぼ流れていません。
台詞と効果音で進行しています。なので結果的により音楽が印象に残ります。

ラストに握手に関してのシーンがあるのですが、
日本では確かにあまり意識することはありませんが、確かに洋画やドキュメンタリーでも契約が締結する際に必ず握手はしていますね。

同名作品のリメイクですね。
サイバーパンクで有名な映画で昔観たと思ったのですが全く記憶にありませんでした。もしかしたら観てなかったのかも・・・。

序盤で主人公の恋人が言います。
「若い頃夢見てた暮らしとは違うけど、夢を全て手に入れることはできないわ。」

先日見た鍵泥棒のメソッドのあるシーンと同様悲しくなる台詞です。
僕を殺しにかかってるんだろうか・・・?
若い頃は、こんな1キーワードなんて全く気にはならないはずなんですが、自分も年を取ったんだなぁ・・・。

ストーリー(wikipedia)

21世紀末の世界大戦により人類は大量の化学兵器を使用した。
その結果地上の大半は居住不可能となり富裕層はヨーロッパを中心としたブリテン連邦(the United Federation of Britain、通称UFB)に住み、貧困層は反対側のオーストラリアを中心としたコロニーに居住する事になり、コロニーの住民はUFBの労働力の為にフォールと呼ばれる巨大なエレベーターに乗りUFBに通勤し働いていた。
やがてUFBからの独立と解放を目的とするリーダーのマサイアスを中心としたレジスタンスと呼ばれる反体制派のテロ活動が盛んになり、UFB代表のコーヘイゲンはロボット警官のシンセティックの増産を唱える。
コロニーで暮すダグラス・クエイドは、このシンセティックの生産を行う労働者であり、貧しいながら美人の妻ローリーと平和に暮らしていたが、ダグラスはいつの頃からか夢の中で見知らぬ女性と病院を脱出し警官に追われる夢を見る様になる。
その夢の事が気になりつつ、ある日リコール社の宣伝に興味を持つ。友人であり同僚のハリーからは脳障害になるから行くなと忠告されるが、ダグラスの足はリコール社へと向かっていた。

街並みは現在の風景の延長上といったような造りになっていて実際にこんな未来になりそうな気がします。
正にサイバーパンクといったスラムっぽい風景は好きな人はテンション上がるはずです。

実はSFでアクションシーンが多いものはあまり趣味では無いのですがすんなり引き込まれて何も考えずにリラックスして観れました。

冒頭の台詞ですが途中、この台詞をいった彼女がどういった役柄だったのか判るのですが結末も含めて考えると感動しますね。

とりあえず夢オチじゃなくて良かったです。(かなり後半まで疑ってましたw)

少し前に観ましたがかなりオススメの作品です。

海外版犯罪24時みたいな映画です。

記録として警察コンビがお互いにカメラを身に付けて撮影をしていると設定になっています。
なので、かなりブレなのがあり画面酔いしそうなキツイ箇所もあるのですがブレアウィッチのように全編通してそうなっている訳ではないので続けて観ることができます。

倒錯しているかもしれませんがかなりゲームに近い感覚です。
FPS視点のような、またグランセフトオートのような、洋ゲーにはもっと近いものがありそうですね。

撮り方にしろ警察24時っぽいのはあまり好みではないので観始めて序盤は、
キツイかなー、と思っていました。

しかし、そんなことは無くそのカメラワークのお陰で作品にのめり込めました。
絶妙なバランスで成り立っています。凄く丁寧に作られているんだなと思いました。

数は多くないですがかなりショッキングなシーンがあります。子供は観れないですよw
そのショッキングさもそういった演出によりリアリティを与えることに成功していると思います。

恋愛や家族、同僚についてのシーン、仕事外のオフの場面ですね。そういったシーンを挟むと主人公コンビにどうしても感情移入してしまいます。

大どんでん返しがあるようなストーリーではありませんし、そもそもストーリーが大きく動くような映画では無いですが、何年経ってもじんわりと印象に残っているような映画になりそうです。

彼女役のアナ・ケンドリックという人が可愛かったです。
BiSというアイドルのプー・ルイに似ていると思うのですがどうでしょう?

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