同名作品のリメイクですね。
サイバーパンクで有名な映画で昔観たと思ったのですが全く記憶にありませんでした。もしかしたら観てなかったのかも・・・。

序盤で主人公の恋人が言います。
「若い頃夢見てた暮らしとは違うけど、夢を全て手に入れることはできないわ。」

先日見た鍵泥棒のメソッドのあるシーンと同様悲しくなる台詞です。
僕を殺しにかかってるんだろうか・・・?
若い頃は、こんな1キーワードなんて全く気にはならないはずなんですが、自分も年を取ったんだなぁ・・・。

ストーリー(wikipedia)

21世紀末の世界大戦により人類は大量の化学兵器を使用した。
その結果地上の大半は居住不可能となり富裕層はヨーロッパを中心としたブリテン連邦(the United Federation of Britain、通称UFB)に住み、貧困層は反対側のオーストラリアを中心としたコロニーに居住する事になり、コロニーの住民はUFBの労働力の為にフォールと呼ばれる巨大なエレベーターに乗りUFBに通勤し働いていた。
やがてUFBからの独立と解放を目的とするリーダーのマサイアスを中心としたレジスタンスと呼ばれる反体制派のテロ活動が盛んになり、UFB代表のコーヘイゲンはロボット警官のシンセティックの増産を唱える。
コロニーで暮すダグラス・クエイドは、このシンセティックの生産を行う労働者であり、貧しいながら美人の妻ローリーと平和に暮らしていたが、ダグラスはいつの頃からか夢の中で見知らぬ女性と病院を脱出し警官に追われる夢を見る様になる。
その夢の事が気になりつつ、ある日リコール社の宣伝に興味を持つ。友人であり同僚のハリーからは脳障害になるから行くなと忠告されるが、ダグラスの足はリコール社へと向かっていた。

街並みは現在の風景の延長上といったような造りになっていて実際にこんな未来になりそうな気がします。
正にサイバーパンクといったスラムっぽい風景は好きな人はテンション上がるはずです。

実はSFでアクションシーンが多いものはあまり趣味では無いのですがすんなり引き込まれて何も考えずにリラックスして観れました。

冒頭の台詞ですが途中、この台詞をいった彼女がどういった役柄だったのか判るのですが結末も含めて考えると感動しますね。

とりあえず夢オチじゃなくて良かったです。(かなり後半まで疑ってましたw)